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ご購入前に・・・

  • 赤ちゃんの中には、生まれつき身体にリスクを潜ませながら誕生するケースがあります。ベビースリングの使用で誘引するのでは?と危惧されています股関節脱臼も、その中の一つです。
    股関節脱臼は、スリングを使用する全ての赤ちゃんに起こるわけではありません。生まれてすぐに症状を発見出来る場合と、検診等でわかる場合とがあります。すでに脱臼リスクを抱えている赤ちゃんの場合、使用により脱臼を引き起こすことも考えられます。そのため、生まれてすぐの新生児から使用できるベビースリングですが、安心して使用していただくためにご使用は1ヵ月検診以降をお勧めしています。また、1ヶ月検診で経過観察の場合は、3・4ヶ月検診を受けてからお使いください。

    新生児期からの頻繁な外出は稀ですので、自宅にて過ごすことが多いかと思います。落ち着いてきた頃の外出に備えて使い方を練習する程度に控え、普段は素手で抱っこをすることをお勧めします。しかしながら、上のお子様の送り迎えなど、どうしても赤ちゃんと一緒に外出せざる負えない場合もあるかと思います。一人目の赤ちゃんだからこそベビースリングが活用される事もあります。かくいう私自身、ベビースリングがあったことで家事育児がどれだけ助けられたかわかりません。これほど便利なものはないと自信を持ってお勧めいたしますが、ベビースリングの使用には注意すべき点があるということをご購入前に認識していただきたいのです。


  • 《使用上のご注意》

  • 授乳時の目隠し用にテールが長くなっていますが、そのためしゃがんだ時に自分の足で踏みつけて転倒しないように、また、車や電車のドア、電車の吊革などにテールが絡まらないように十分ご注意ください。
  • スリングに慣れていないうちは、手で赤ちゃんを支えてあげましょう。妊娠中に突き出たおなかを抱え込もうとするのと同じように、おそらくこの状態に慣れるまでの間は、無意識に赤ちゃんに手が伸びることでしょう。ベテランになれば、片手あるいは両手を自由に使いながら、赤ちゃんをスリングに入れて選べるようになります。
  • 赤ちゃんを前向きに抱いているとき(カンガルー抱き等)には、両手をスリングの前で組んで抱き寄せてあげましょう。(あるいは赤ちゃんがどちらか一方に寄っているときには片手で支えます。)
  • 腰抱きするときには、スリングの上側のレールが少なくとも赤ちゃんの肩甲骨の高さまでは上がっていることを確かめてください。弓の射手のように背中を反らす赤ちゃんは、この抱き方をされていると、必ず後ろへダイビングを試みます。スリングでしっかり赤ちゃんを包み込んでおけば、この行為を防ぐことができます。
  • 1〜2歳児はスリングの中で身を捩る、あるいは立ち上がろうとさえすることがあります。このように騒いでいるときには、注意深く赤ちゃんを支えてあげてください。
  • 火を使って料理しているとき、自転車に乗っているとき、動いている車に乗っているときには、赤ちゃんを抱いてはいけません。スリングは承認を受けているチャイルドシートの代替品ではありません。
  • 突然、方向転換をしてはいけません。母親が何かしようとして突然身をよじったり(他の子どもを危険から守ろうとするなど)、あるいは赤ちゃんを抱いていることを忘れたりすると、赤ちゃんがスリングから落ちることがあります。しかし、とっさの場合も考慮して、安全のためにリハーサルをしてみましょう。何かをつかむために急に上半身をねじり、同時に赤ちゃんをもう一方の腕で支えます。この反応を何度か練習するうちに、緊急の際に、反射的に赤ちゃんを支えられるようになります。
  • 赤ちゃんをスリングにいれたままかかがみ込むときには、腰からではなくひざを折るようにし、片手で何かを拾ったりしている間、もう一方の手でスリングの中の赤ちゃんを支えてあげましょう。
  • 1〜2歳児はスリングに入っていると、抱えている大人と同じところに手が届きますから、棚から危険なものや壊れやすいものを取り出すことが可能です。危険を避けるために、腕が届かない位置まで下がっていましょう。
  • ドアをくぐり抜けたり、角を曲がったりするときには、赤ちゃんの体があなたの腕より外側に出ていないように気をつけてあげましょう。そうすれば壁やドアにぶつかりません。 赤ちゃんをスリングに入れながら食事をしても全く大丈夫ですが、熱い飲み物などは、こぼして火傷にいたる心配があり、飲まないようにしましょう。
  • (ベビーブックから抜粋)

    ※股関節脱臼の恐れがある場合、また使用者自身が使用に不安を感じる場合は医師と要相談の上、使用者が十分に納得できる状態でスリングを使用していただきたいと思います。無理な使用は事故を誘引します。

    ※スリングは一枚の布からできています。布ですので年数や使用状況により劣化してくるものです。下にお子様が誕生された際には、お下がりとしての使用はお勧めできません。一人一人に揃えてあげて下さいね。

    ※一度、洗ってからのご使用をお勧めします。
     リングが中心になるように生地をグルグルと巻き、洗濯ネットに入れて、
     弱洗い(短時間の普通洗いでも可)してください。
     何度か洗う事で、生地が柔らかくなり扱いやすくなります。


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