【Odorantes】Flagrant Cold Process Soap

 
石けんのコラム 005

植物に含まれる有効成分と抽出油のすすめ

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今回は前回の続き、有効成分について補足したいと思います。


植物に含まれる有効成分には油溶性のものと水溶性のものがあり
代表的な油溶性の成分には
精油
カロチン(過酸化脂質抑制)
ビタミンE (抗酸化)
ビタミンA のような成分があります。


水溶性のものは
タンニン(収れん)
りんご酸のような有機酸(ひきしめ)
ポリフェノール(抗酸化)
のようなものがあり、ハーブから水抽出し化粧水にするのが手軽でしょうか。


油溶性の代表的な成分の精油は、
高い効果が得られる濃縮された成分ですが
その品質については残念ながら
日本では雑貨として流通していて輸入品が多く安く手に入りますが
オイルで稀釈せず直接肌につけてもいいとするメーカーはほとんどありません。


安心して安価に、出来るだけ植物のもつパワーを取り入れたいと思うと、
オイルに抽出すると、とても効果的だと感じます。
ハーブはお茶用のものが安く手に入りますし、
品質も確かめやすく飲む事が出来ると思うと安心です。
やり方はご存じのように簡単でオイルにハーブを漬け込むだけです。
冷暗所に3カ月程置いておけば、ハーブの香りと成分が移った抽出油の出来上がりです。


時間はかかりますが、出来上がったオイルの香りはまろやかですばらしく、
肌あたりも漬けていないものと比べて
ずっとマイルドだったり、さわやかだったりします。


肌には皮脂があり油溶性の成分は馴染みやすいので
植物の生きるパワーをおすそ分けを、
楽しく美しく取り入れる事が出来ます。
素晴らしい香りと感触をみなさんも楽しんでください。





From Odorantes




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